収納とは

収納問題に悩んでいる人はたくさんいます。物が多くて収納できない、とても人には見せられない、という収納問題が解決したら、もっと家が快適になるはずですが、中々出来ないのが現実です。住まいはパーソナルファンデーション(自己基盤)なのです。いつも快適でスッキリしていたら気持ちがいいはずです。
片付かない言い訳は山のようにあります。収納スペースが足りない、家族が協力してくれない、収納に費やす時間や予算がない、そして、子供がまだ小さいから、仕事を持っているからと、諦めてしまいます。
そもそも収納とは何なのでしょう。キレイに片付いていることでしょうか。

収納の一番のポイントは、物がいつでも使われる状態で、すぐに取り出せることを前提に考えられているかどうかなのです。効果としては、時間的効果です。収納も、タイム・イズ・マネーの原則でできています。しまうのが楽よりも、使うときが楽ということに、スポットをあててみましょう。なぜなら、しまう時間は予測できても、物を探し出す時間は予測がつかないからです。

物が多すぎると、片付かないといわれます。1人の人間が把握でき、管理できる物の量には限りがあります。ですから物が多いと、どこに仕舞ったのか分からなくなり、必要なときに膨大な時間を使って探さなければなりません。
出かける時間から逆算して、様々な用事を済ませ、さあ出かけるという段になって探し物をするのでは、それまでの苦労が水の泡になります。探しものは人生最大の無駄な時間なのです。

取り出す時間をショートカットできれば、忙しいと思っていた事も、ずいぶんと解消できるのではないでしょうか。忙しい人ほど、取り出しやすい収納が大切なのです。

Posted in 住宅 | Tagged | Comments closed

素材に気を付けた家造り

我が家は、床材、建具、柱、階段、手すりにいたるまでふんだんに地元で有名な杉を取り入れました。無垢材に囲まれた室内は、木の香りが漂い、統一感があって心身ともに安らげる空間が広がっています。地元の木材を使用したため木材利用ポイントの補助金もあり、お得に家造りを進めることもできました。

近年、住宅の高気密・高断熱化が進み化学物質を含有した建材が多く出回っています。このような建材を使用することで室内の空気が化学物質などに汚染され、そこに住む人の健康を損なってしまうことがあるのです。せっかく購入したマイホームがこのようなことになってしまっては意味がありません。素材にこだわって家造りを進めることも大事なのです。

我が家は特に肌が触れる床は触感の良さも大事にしました。浮造りを取り入れたのです。これは、柔らかい部分を磨きながら削ぎ落として木目を浮き上がらせたものです。木目の美しさが際立ちますし、肌触りの良さも高められるのです。年輪を凹凸で立体的にして足裏を刺激し、子ども達の偏平足防止や滑り止めになりますし、足裏のツボを心地よく刺激するため血行を良くして冷え症の人にも安心です。

そして、壁には水廻りスペース以外全て和紙漆喰を用いました。暖かな肌触りとぬくもりを与えてくれ、それでいて十分な強度を保ちます。化学接着剤や化学塗料を全く使用していないのでとても体に優しい安全な壁材でもあるのです。調湿機能に優れており、室内の水分が多いと吸収してくれ、逆に乾燥していると水分を放出してくれます。一年を通して室内を快適な空間へと導いてくれるのです。素材にこだわることで室内の快適性が得られるだけでなく、そこに住む人の健康も守れる住まいとなるのです。

Posted in 住宅 | Tagged | Comments closed

動線に沿った収納

収納への満足度を高めるには、適材適所に必要な物をきちんと収納できることが大事です。収納している物を把握しやすく、また収納している物を出し入れしやすいように管理することで収納への満足度を高めることができます。普段使いする物はこのような点に気をつけ収納スペースを設けておくと同時に、「動線」にも注目してみるといいと思います。

例えば、帰宅して洗面室への動線上にウォークスルークローゼットを設けておきます。リビングに外出先で着ていた上着や持ち歩いたカバンがいつまでも散らかっていることがあります。しかし、このウォークスルークローゼットを設けておけば帰宅してまずここに上着やカバンをしまい、その先の洗面室で身軽な状態で手洗いが行えます。ゆっくりリビングで休むことができ、服や物が散らかることもないのです。

家事の効率を高めるには、キッチンと洗面室への動線上にウォークスルー収納を設けます。通路の片側はキッチンパントリーとして、食材や調理器具を収納しておきます。そしてもう片側は洗面クローゼットとして利用します。タオル類をはじめ、家族の下着やパジャマをここに収納しておけば家事を行う際に必要な物を取り出し、サッと利用することができ住宅内の無駄な動きを省け、家事の効率を高められます。

普段使いしない物や季節もののアイテムはデッドスペースを利用して大型の収納庫を設けておくと、居住スペースを狭めることなく物をきちんと整理できます。趣味道具や思い出の品、ワンシーズンしか使用しない物の収納スペースの計画も忘れないようにしましょう。

Posted in 住宅 | Tagged | Comments closed

二階にトイレは必要か

二階にトイレを設けるかどうか家造りを行う際に迷った、迷っているという家庭も多いのではないでしょうか。注文住宅で家を建てた我が家が、一番最後まで迷ったのが二階にトイレを設けるかどうかということです。

私は、子ども達がまだ小さく二階で過ごす時間が短いことと、今まで住んでいた二階建てにも実家の二階にもトイレが設けられていなかったので二階にトイレのない暮らしに慣れており必要性をあまり感じていませんでした。

また、二階にもトイレを設けることで、設置費用、ランニングコスト、掃除の手間が全て二倍となってしまうのです。しかし、主人は高齢になった時のことや宿泊者がいる時には二階にもトイレがあった方が便利だと言い張るのです。便利さが高まるのは理解できるのですが、高齢になるには数十年も先ですし、宿泊者がいるのも年に1、2度のことです。そのことを考慮すると積極的になれませんでした。

そこで業者の人が、二階にトイレスペースを確保し、給配水工事まで行っておくことを提案されました。必要性の低い間は二階の収納スペースとして利用します。二階で過ごす時間が増え、自分達も歳をとって二階にもトイレがないと不便さを感じるようになった時にトイレを設置するのです。この提案を聞いてすぐにその案に賛同しました。家造りをするとつい便利さばかりを追求しがちです。そうすると予算をオーバーして住宅ローンに重くのしかかってきます。便利さと必要性の両面に配慮して暮らしに合った環境を整えておきたいものです。

Posted in 住宅 | Tagged | Comments closed

衣類の収納

大きな収納ボックスに畳まず重ねる
冬服はニットやウールなど多く、ハンガーにかけて収納すると、肩の部分が伸びてしまう、型くずれがしやいなど困ってしまいます。できるだけ大きな収納ボックスに、できるだけ畳まず収納します。収納ボックスに洋服を広げ、はみ出た部分だけ内側に折り曲げて、重ねていきます。

立てて収納する
引き出しにしまう衣類は、すべて同じ大きさになるようにたたみ、立てて収納します。どこにどれがあるか一目でわかり、選びやすく、同じ大きさなので、余計なスペースもできません。衣類のシワは、たたむことで付くシワよりも、重ねて収納し続けることで付いてしまうシワの方がくっきりと残ります。それに重ねて収納すると、どうしても上にあるものばかり手に取りやすくなってしまいます。

紙袋で仕分ける
わざわざ仕分け用のグッズを買わなくても、しっかりした素材の紙袋は、引き出しの分類収納に十分使えます。子供用肌着など、パンツ、肌着、パジャマと分けてしまえば、子供でも自分で着替えを選べます。

ベルト専用ハンガー
ベルトのバックル部分をかけておくだけのもので、ベルトをまっすぐにかけて収納できるので、痛むことや、くせがつくことがありません。洋服と一緒にクローゼットの中にかけておけるので、服に合わせてすぐ選択できます。

パンツ数枚分を一枚のスペースで掛けられるハンガー
幅を取らずに収納でき、シーズンオフのものを半年ほど眠らせておいても大丈夫です。スカート用もあります。普通のハンガーにかけると、枚数分の幅を取り、他のジャケットなどの上着をかけるスペースが減りますが、縦方向にずらして掛けられるので、ハンガー一つとほぼ同じです。

Posted in 住宅 | Tagged | Comments closed

コストダウン

家造りを進めるとつい良いものを!という気持ちが高まり予算をオーバーしてしまう家庭も多いと思います。しかし、予算をオーバーしてしまうとその後の住宅ローンの返済に追われて心底マイホームを楽しむことができなくなってしまいます。しっかりと予算にメリハリをつけ、こだわる部分には予算をかけ、コストダウンできる部分はしっかりとコストを抑えられるようにしましょう。

我が家は行ったのは、建具でコストカットしました。住宅に設ける建具は数も多く、これが意外と予算がかさんでしまいます。そこで寝室に設けたウォークインクローゼットやキッチンの横に設けたパントリー、玄関横のシューズクロークは建具を設けずアーチ状の垂れ壁で空間と空間を繋ぎました。建具を設けないことでコストダウンを実現できただけでなく、物を出し入れするため必要な物を抱えて出入りする際に扉を開け閉めするワンアクションがなくなることで、物の出し入れがスムーズに行えるのです。荷物を片手に持ち替えてドアを開け閉めしたりする必要がないため便利さも高まっています。

また、造り付け家具は、家具専門職人に依頼するとコストが非常に高くなりました。そこで大工工事にしてスタディーコーナーやキッチンカウンターを設けました。簡単でシンプルなデザインであれば大工工事で十分です。断熱材や熱の出入りで一番大きな窓の気密性や断熱性などここの質を落とすと住宅全体の快適性が下がってしまうのでここにはしっかりと予算をかけました。床や壁には無垢材や漆喰を取り入れ少々割高な素材ですが、室内の快適性を高め、家族が健康で暮らせる家にしました。予算にメリハリをつけ予算内で最高の住まいを手に入れたいものです。

Posted in 住宅 | Tagged | Comments closed

LDK

住まいの中心となるLDKは、以前のように建具で区切って空間を細分化して利用するのではなく、できるだけ視線を遮る壁や建具は設けず、オープンな一体感のあるLDKが設けられることが増えています。視線が奥にまで繋がることでより広さを感じられますし、明るさを通しやすくなるため開放感も得られます。

広さや開放感が得られると同時に、家族がどこに居ても顔を合わせてコミュケーションが取りやすくなり、自然とLDKに集まってきやすいスタイルとも言えます。このような魅力が得られる一方で、全く壁や間仕切りがなくなってしまうと空間が間延びして、居心地の良さも低減してしまいます。

子どもが成長するとお友達が家に遊びに来る機会も増えます。このような来客時に家族もお客様も互いに気を遣わずに済むように、いざという時には空間を緩やかに区切れるようにしたり、冷暖房効率を考えると空間を仕切れるようにしておきたいものです。このようにすることで空間のメリハリも生まれ、各スペースの居心地の良さも高まります。

ポイントは、空間の繋がりを保ちながらも、気になる視線を遮れるようにしたり、間仕切りの役目を果たすようにすることです。インテリア建材を取り入れる家庭も増えています。例えば、最近ではリビングイン階段が多いです。子どものお友達が二階へ上がる際にも必ずリビングを通るようになります。生活感で溢れたリビングを見られるのは抵抗を感じるものです。そこで階段への動線とリビングとの境に格子状の建具を設けておきます。普段は建具で仕切らず、来客時には格子状の建具で仕切っておけば、明るさをしっかりと通すので閉鎖的な印象を与えることなく、気になる視線はカットできます。このように空間の一体感とメリハリを大事にしたいものです。

Posted in 住宅 | Tagged | Comments closed

二階ホール

階段を上がった先の二階ホールは、今までただの通路としてしか考えられていませんでした。しかし、最近ではこの二階ホールを有効的に活用させた家造りをしている家庭が増えています。我が家はこの二階ホールを中心に二階の間取りを決めたほどです。

我が家の二階ホールは、6帖の広さがありこのホールから各部屋へ行き来できるようになっています。そのため二階には廊下がなく、各空間を広々とより有効的に利用しやすくなっています。昼間はキッズスペースとして子どもが利用するスペースとして利用し、夜は主人が書斎スペースとして利用したり、寝る前の時間を家族みんなで過ごしています。多目的に利用できるように横幅のあるカウンターを造り付けました。

子ども達がスタディーコーナーとして利用させることもできますし、遊ぶ時にはここにおもちゃを並べたり、お絵かきすることもできます。書斎スペースとしてパソコンを利用するにも広々とした作業スペースがあると便利なのです。そして壁には天井いっぱいに広がる壁面収納を設けました。ここには子ども達の絵本やおもちゃ、主人の趣味の漫画本、アルバムなどを整理することができています。この壁面収納を設けたことで、おもちゃや絵本を出したらしまうという習慣が身に付いてきました。おもちゃをどこにしまい、どこにあるかが一目で把握でき、出し入れがしやすいことでこの習慣が身に付いたのだと思います。

主人が漫画をここで読んだり、家族みんなでアルバムを開いて思い出話に盛り上がることもあります。子どもが思い切り遊べるスペースを得ることができましたし、一階とは違った家族の時間を過ごせることができ、二階で過ごす時間がより充実したものになっています。

Posted in 住宅 | Tagged | Comments closed

充実したパントリー

キッチンにパントリーの存在が今では欠かせないものの一つとして考えられるようになってきています。わずかなスペースでも食品を収納しておけるパントリーがあるとキッチンがスッキリと片付けられ便利です。

広さに余裕があればウォークイン型のパントリーを設けるとより便利で使い勝手のいいパントリーとなります。例えば、食品や調理器具、お米の備蓄庫など小物から大きさのあるものまで一か所で管理できます。

収納スペースとしてだけでなくカウンターを造り付けてママのワークスペースとしても利用できるようにすることもできます。リビングからは見えない位置に設けられたママのワークスペースは、子ども達が学校から持って帰ったプリントを掲示していても、生活感を感じさせませんし、キッチンで家事の合間のほんの少しの時間でも有効的に利用しやすくなります。個室にいるかのような気分が味わえ、今まで以上に自分の時間を大切にできるようになるのです。

また、勝手口を設けて外からも行き来できるようにするのもいいと思います。勝手口とカーポートの動線に配慮しておけば、買い物からの帰宅時は荷物をサッとこのパントリー内に搬入することができ、重たい荷物を抱える手間が省けます。キッチンから出るゴミは分別が必要なためゴミ箱の数も増えがちです。室内にゴミが溜まるのは衛生的にも良くないので、勝手口の外にゴミ箱を並べておけば、衛生さは保てますし、ゴミもサッと捨てられ便利です。便利で使い勝手のいいパントリーを目指しましょう。

Posted in 住宅 | Tagged , | Comments closed

ニッチ

壁の厚みを利用し、壁を凹ませ飾り棚を設けたり、収納スペースを確保することをニッチと言います。このニッチが最近では住宅に積極的に取り入れられています。柱や筋交によって設ける位置やサイズが限られることもあります。また、外壁面は断熱材が入るため設けることができません。

しかし内壁面の有効に利用できる壁の厚みを無駄にせず、飾り棚を設けてインテリア性を高めたり、限られた空間の収納を充実させるために収納スペースを確保をしてみるのはいいと思います。ニッチが取り入れられている大きな理由は、スペースに影響しないことです。空間的に余裕がある場所はもちろん、空間的に余裕がない場所でも設けることができることです。

例えば、広さに限りのあるトイレには、トイレットペーパーやサニタリー用品、お掃除用具などトイレ内に収納しておきたいものは意外と多いです。限りのあるスペースにこれらを収納する収納家具を設置すると、空間により狭さや圧迫感を与えてしまいます。このような場合に壁厚を利用したニッチ収納を設ければ、狭さや圧迫感を与えることなく、スペースに影響を与えず必要なものをしっかり収納しておくことができるのです。

殺風景になりがちな廊下や階段などには壁厚を利用した飾り棚を設けて、行き来の妨げにならずに、華やかさを加えられるようにニッチを利用させるのもいいでしょう。当たり前に設けられている壁ですが、この厚みを上手に活用して住まいの雰囲気や収納力を変えてみてはいかがでしょうか。

Posted in 住宅 | Tagged | Comments closed